赤ちゃんの沐浴とスキンケア

赤ちゃんの沐浴やスキンケアはここ数年で変わってきていて,看護学校で教えている沐浴方法は過去のものになってきています。
沐浴指導では,出来ればお母さんたちに新しいスキンケアを知って欲しいと思ってポイントをお伝えしています。

実際にどうやって沐浴するのかというと・・・

◉ お湯は38度くらいのややぬるめ
◉ 石けんはしっかり泡立ててガーゼ等を使わず優しく手で洗う
◉ シャワー等でしっかり泡を洗い流す
◉ 10分以内に保湿剤(モイスチャライザー)をたっぷりの量ぬる
◉ ローションなら1円玉大/軟膏なら指先第一関節分の長さの量で大人の両手掌くらいの範囲がぬれる>
◉ 保湿剤は出来れば朝晩ぬる
◉ 使いやすいように,保湿剤が汚染しないように,チューブやポンプタイプの物を選ぶか,汚染しないように詰め替えて使うと良いでしょう。皮膚科で軟膏入れにもらった軟膏は,スパチュラなどを使いましょう
◉ 離乳食や排泄物から皮膚をガードしたい時はワセリンなどのエモリエントを使う
◉ 皮膚トラブル(炎症)がある間は,皮膚の状態にあったランクのステロイドも適切に使う<プロアクティブ療法でいずれ保湿メインに>

11月に出た専門誌《赤ちゃんを守る医療者の専門誌 with NEO 2020年6号(第33巻6号)特集:THE新生児の皮膚ケア トラブル予防知識のアップデート》が実際に沐浴している赤ちゃんの写真も載っていて分かりやすいと思います。

なぜこんなに保湿保湿と言うのかというと・・・特に冬生まれの赤ちゃんたちの皮膚は乾燥していて,自然に任せるだけでは潤いません。
スキンケアを行って皮膚バリアを保つことで,皮膚感作(皮膚からアレルゲンとなる物質が入ってきて抗体が出来ること)を防ぎ,離乳食が始まっても食物アレルギー発症やひいてはアレルギーマーチを防いでほしい!から (もちろんスキンケアだけで全てを防げるわけではありません)

産後のお母さんたちも手洗いの回数が増えて手がカサカサ 赤ちゃんの保湿と一緒にご自身の保湿もしっかり行ってくださいね。

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